慰謝料で人生逆転するブログ

夫の不倫で全てを失った30代|2024離婚調停成立|発覚から離婚成立まで

人生のどん底だった私にヒントをくれた本

離婚問題で体調を崩し入院していた時に、たくさんの本を読みました。
 
”これからどうなるんだろう”
”私はどうすればいんだろう”
 
いろんな考えが常に頭の中に浮かんでは消え、でも現実は好転するどころか夫から離婚を迫られる毎日。
その時の自分はどうしていいのか分からず、”誰かに決めてもらった方がいっそ楽なんじゃないか”と思っていました。
ですが、色々な本やブログ、SNSを見ても結局最後は自分で決断するしかありません。
 
そんな中でたくさんの本を読んでいくうちに、自分では考えつかなかった思考や作品の中のフレーズでハッとさせられることがありました。
 
今回は、そんな人生のどん底にいた私の思考が転換したきっかけとなった本をご紹介します。
 
目次

OPTION B

 

休暇先で夫が突然死によりこの世を去った著者シェリル・サンドバーグ。

突然愛する人を亡くした著者の喪失感や抱いた感情が今の私にピッタリと当てはまりました。

 

yamamifire.com

以前こちらでも少し触れましたが、悲しみには5段階あり、そのプロセスを経て”受容”の段階へ進むとまた再び人生を歩き出していく。そんな気づきやきっかけをくれた本です。

 

「バラ色」だけの人生を送っている人なんて、ひとりも知らない。

生きていればだれだって苦難に遭遇する。

こうゆうことが起こったときに考えるべきは、「次にどうするか」である。

OPTION B 著者:シェリル・サンドバーグ

作品の中で、”レジリエンス(回復力)”は逆境が襲いかかってきた時にどれだけ力強く、立ち直れるかを決める力であり、それは自分で鍛える事が出来ると述べています。

筆者の立ち直る力の鍵となった、”ジャーナリング”という書く瞑想も実際に試してみました。

ネガティブな感情を否定せず、書くことで可視化しノートに吐き出すことで頭の中のモヤモヤも一時的にでもスッキリすることが出来ました。

家族を亡くした悲しみと、夫の裏切りによる悲しみ。

正反対の出来事ですが”同じ悲しみ”であると同時に、そのくらい心に深い傷を負ってしまう行為なんだと知ってほしいです。

筆者は夫が亡くなったことでひとりで生きていくことになり、私は離婚してひとりで生きていく。

この先の人生は”OPTION B” を選択したんだと思って生きていきたいと思います。

 

ほどよく距離を置きなさい

 
2017年発行時90歳の現役弁護士の著者が、離婚や相続、親子問題など1万件を超える相談案件を通して感じた”人間関係を心地よくするコツ”を相談例を交えて送る一冊です。
 
筆者は弁護士であるため、離婚問題におけるアドバイスはやはり職業柄が出ているなと個人的に感じました。
 
最初は自分を守るための小さな嘘かもしれませんが、多くのものを失います。やがて自ら生み出した嘘の檻から出られなくなり、人生の大きな重荷を背負うことになるのです。ほどよく距離を置きなさい 著者:湯川久子

”1つの嘘をとおすために、別の嘘を20発明せねばならない”

配偶者、両親、会社、友人にも嘘をつき続けるうちに、段々と嘘をつくことに抵抗がなくなります。

全ての嘘の辻褄を合わせるためにまた別の嘘をつく。

嘘に嘘を重ねるとはこのこと。こうして夫は嘘にまみれ、嘘を真実にするために生活し続けていました。

 

無理しない生き方 自由と快適さが手に入る37のアドバイス

 
あの有名な”ひろゆき”氏の著書。
私は責任感が強く、”こうでなければならない”と何事も考えてしまうタイプです。
手を抜くことが出来ず、『なんとかなるさ!』と考える事が出来たらどんなにラクに生きれるんだろうと思って生きてきました。
そんな私が、ほんの少し物事を楽観的に考えられるようになり、ここまで相手のことを考えなくてもいいのだと思わせてくれた一冊です。
 
説得という行為は、相手を変えられない。
無理しない生き方 自由と快適さが手に入る37のアドバイス 著者:ひろゆき

私は夫に対して、”私の気持ちを分かってもらいたい”と説得することに必死でした。

結果、今でも夫は不倫を正当化するために夫婦関係はすでに破綻していたと主張しています。

度重なる不誠実極まりない態度に、説得しても意味がない、人は簡単に変わらないと悟りました。

「向き合う価値のない人間もいる」と筆者が述べるように、本当にここまで心身をすり減らして向き合っても、相手には全く響いていませんでした。

夫に多少の後悔はもしかしたらあるのかもしれませんが、そんなものはすぐに忘れます。

目の前の問題を解決せず楽な方に逃げ続け、その場その場で嘘をつき続けて理性を失う。

その結果がこれです。

 

私のように物事を考えてしまう方に、少しでもラクに生きられるヒントがこの本につまっていると思います。

 

我慢して生きるほど人生は長くない

 
心療内科医である著者、鈴木裕介氏が書いた一冊。
夫から毎日離婚を迫られ、追い詰められていた時に心に響いた本です。
”落ち込んでいるときに、重要な意思決定はしない”
まずは自分を大切にするという、本来であれば一番大切なことに気付かされました。

 

もう別れてもいいですか

 
結婚、離婚について考えさせられる一冊です。
特に婚姻生活が長い方には、主人公の気持ちがピッタリ当てはまると思います。

 
これからひとりで生きていくことに対しての様々な不安が軽くなった一冊です。
仕事で悩んでいる方、自己肯定感を高めたい方にもきっと響く内容だと思います。
 

 
婚姻費用についての知識がつまった一冊です。
 

【まとめ】離婚は人生を軌道修正するための通過点

これらの本を読んで感じたことは、
 
  • 自分を大切にすること
  • 「次にどうするか」自分の人生を歩んでいく

逆境を乗り越えるではなく、人生を乗り換えることにした

=OPTION B(第2の選択肢)を選んだだけなんだと思うことで、この離婚問題で悩んでいた気持ちが少しラクになりました。

 

悩みに悩んで出した答え、この決断をした事で前に進んでいけることもある。

問題から逃げずに立ち向かった証拠でもあります。

それだけで全ての問題から逃げ、他責し続ける配偶者とは雲泥の差があります。

 

自分を破壊する一歩手前の負荷が、自分を強くしてくれる。

フリードリヒ・ニーチェ - Wikipedia

 

少しでも生きるヒントになれば嬉しいです。