”私はどうすればいんだろう”
- OPTION B
- ほどよく距離を置きなさい
- 無理しない生き方 自由と快適さが手に入る37のアドバイス
- 我慢して生きるほど人生は長くない
- もう別れてもいいですか
- 【まとめ】離婚は人生を軌道修正するための通過点
OPTION B
休暇先で夫が突然死によりこの世を去った著者シェリル・サンドバーグ。
突然愛する人を亡くした著者の喪失感や抱いた感情が今の私にピッタリと当てはまりました。
以前こちらでも少し触れましたが、悲しみには5段階あり、そのプロセスを経て”受容”の段階へ進むとまた再び人生を歩き出していく。そんな気づきやきっかけをくれた本です。
「バラ色」だけの人生を送っている人なんて、ひとりも知らない。
生きていればだれだって苦難に遭遇する。
こうゆうことが起こったときに考えるべきは、「次にどうするか」である。
OPTION B 著者:シェリル・サンドバーグ
作品の中で、”レジリエンス(回復力)”は逆境が襲いかかってきた時にどれだけ力強く、立ち直れるかを決める力であり、それは自分で鍛える事が出来ると述べています。
筆者の立ち直る力の鍵となった、”ジャーナリング”という書く瞑想も実際に試してみました。
ネガティブな感情を否定せず、書くことで可視化しノートに吐き出すことで頭の中のモヤモヤも一時的にでもスッキリすることが出来ました。
家族を亡くした悲しみと、夫の裏切りによる悲しみ。
正反対の出来事ですが”同じ悲しみ”であると同時に、そのくらい心に深い傷を負ってしまう行為なんだと知ってほしいです。
筆者は夫が亡くなったことでひとりで生きていくことになり、私は離婚してひとりで生きていく。
この先の人生は”OPTION B” を選択したんだと思って生きていきたいと思います。
ほどよく距離を置きなさい
最初は自分を守るための小さな嘘かもしれませんが、多くのものを失います。やがて自ら生み出した嘘の檻から出られなくなり、人生の大きな重荷を背負うことになるのです。ほどよく距離を置きなさい 著者:湯川久子
”1つの嘘をとおすために、別の嘘を20発明せねばならない”
配偶者、両親、会社、友人にも嘘をつき続けるうちに、段々と嘘をつくことに抵抗がなくなります。
全ての嘘の辻褄を合わせるためにまた別の嘘をつく。
嘘に嘘を重ねるとはこのこと。こうして夫は嘘にまみれ、嘘を真実にするために生活し続けていました。
無理しない生き方 自由と快適さが手に入る37のアドバイス
説得という行為は、相手を変えられない。無理しない生き方 自由と快適さが手に入る37のアドバイス 著者:ひろゆき
私は夫に対して、”私の気持ちを分かってもらいたい”と説得することに必死でした。
結果、今でも夫は不倫を正当化するために夫婦関係はすでに破綻していたと主張しています。
度重なる不誠実極まりない態度に、説得しても意味がない、人は簡単に変わらないと悟りました。
「向き合う価値のない人間もいる」と筆者が述べるように、本当にここまで心身をすり減らして向き合っても、相手には全く響いていませんでした。
夫に多少の後悔はもしかしたらあるのかもしれませんが、そんなものはすぐに忘れます。
目の前の問題を解決せず楽な方に逃げ続け、その場その場で嘘をつき続けて理性を失う。
その結果がこれです。
私のように物事を考えてしまう方に、少しでもラクに生きられるヒントがこの本につまっていると思います。
我慢して生きるほど人生は長くない
もう別れてもいいですか
【まとめ】離婚は人生を軌道修正するための通過点
- 自分を大切にすること
- 「次にどうするか」自分の人生を歩んでいく
逆境を乗り越えるではなく、人生を乗り換えることにした
=OPTION B(第2の選択肢)を選んだだけなんだと思うことで、この離婚問題で悩んでいた気持ちが少しラクになりました。
悩みに悩んで出した答え、この決断をした事で前に進んでいけることもある。
問題から逃げずに立ち向かった証拠でもあります。
それだけで全ての問題から逃げ、他責し続ける配偶者とは雲泥の差があります。
自分を破壊する一歩手前の負荷が、自分を強くしてくれる。
少しでも生きるヒントになれば嬉しいです。