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夫の不倫で全てを失った30代|2024離婚調停成立|発覚から離婚成立まで

【体験談】離婚調停成立後の流れと必要な手続きについて

今回は、離婚調停成立について詳しく書いていきたいと思います。

 

”離婚調停が成立したらどうなるのか”

”裁判所で追加の手続きは必要?”

など、実際に体験して分かったことがたくさんありました。

 

こちらに調停体験談を書いています↓

yamamifire.com

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目次

 

まさかの相手方と対面!?

調停員さんが配慮してくださったおかげで、これまで一度も元夫や相手弁護士と建物内外で会うことはありませんでした。

 

が!調停に合意した後、裁判官が立ち会い、合意内容に誤りがないか調停調書を読み上げる際に、同席しなければならない事実が発覚しました。

最後の最後にこんなことが待ち受けているなんて・・・。

 

ですが、元夫に代理人弁護士がいてくれたおかげで、私と相手弁護士が同席し立ち会うことで元夫と会うことは回避できました。

  • 元夫・夫の弁護士
  • 私・夫の弁護士

計2回裁判官の読み上げが必要なので、時間は倍かかってしまいますが、同席しなくていいなら時間はいくらかかっても構いません笑。

 

裁判官の読み上げに当事者同士が同席するのは一般的なことらしいので、仮に相手に弁護士がついていなければ、最後は同席しなければならないことを頭に入れておいてください。

 

調書内容は裁判官の許可が必要

”離婚条件を細かく設定して記載したい”と思っていても、裁判官が認めてくれない内容は調停調書に書くことは出来ません。

 

私は子供がいないため、ペットに関して細かい条件を設定したいと思っていました。

ですがペットは法律では”モノ”扱いになってしまうため、相手に飼育費用を負担する義務はありません。

病院代の予想はつきにくいですし、養育費にいくら必要で適正な金額はいくらなのか、この点について元夫と最後まで条件で揉めていました。

 

また強制執行の可能性を考る上では、”◯月に◯円を支払う”と金額を書くことが必須になります。

”その都度協議する”という言葉だけでは、離婚後も支払いで揉めることが予想されます。

いざとなった時はこれだけでは相手に支払い義務は発生しないので、お金を回収することが難しくなります。

 

いつもの調停より時間がかかる

調停内容に合意した後、まずは裁判官の許可を待ちます。

内容や文言の修正などもしなければならず、このやり取りに時間がかかりました。

その後、調停員・書記官・裁判官・両当事者が同部屋に集まり、裁判官の読み上げる調書内容を全て聞いて離婚調停が成立します。

 

私の場合は合計で約3時間かかりました。

 

調停成立日が離婚成立日になる

離婚調停の場合は、調停成立日が離婚成立日になりますが、後日自宅に届く調停調書と離婚届を成立した当日から10日以内に届出役場に提出しなければなりません。

離婚届の相手と証人の署名押印は不要です。

 

調停調書の効力は絶大

調停調書を受け取ること、離婚届に相手・証人の署名押印が不要なこと以外は協議離婚と同じ手続きになります。

ですが、調停調書は確定判決と同じ効力を持つくらい重要なものになります。

30年間家庭裁判所で保管される他、別途で訴訟提起する必要なく、債務名義としてダイレクトで強制執行の手続きが行えることが最大のメリットだと思っています。

また、金銭面以外の様々な行為(面会交流など)全ての債務が強制執行可能です。

 

調停自体は誰でも申し立てることが可能です。

弁護士に依頼しなければいけないということではないので、協議離婚する際に条件で折り合いがつかない場合は、離婚調停を申し立ててみることも一つの方法だと思います。

中には調停を申し立てたが相手が出席せず、不成立になってしまうこともありますが、切手、印紙、戸籍謄本を用意して必要書類に記載するだけなので簡単に出来ます。

 

その他の離婚後の手続き

  • 年金分割(必要な場合)
  • 子供の氏変更(必要な場合)
  • 健康保険、各種名義変更

変更手続きも終え、無事に慰謝料が振り込まれたら全て終わったと実感出来そうです。

離婚した実感が湧くのはまだまだ先になりそうですが、一つずつ片付けていこうと思います。