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夫の不倫で全てを失った30代|2024離婚調停成立|発覚から離婚成立まで

有責配偶者からの離婚調停申立て

現在、4回目の離婚調停が終わったところです。

 

yamamifire.com

 

 

日本の離婚の9割が”協議離婚”

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/rikon22/dl/toukei.pdf

残りの1割弱が、”調停離婚”

”審判離婚、和解離婚、認諾離婚、判決離婚”はかなり少ない事がわかります。

 

1割の人しか経験しない”離婚調停”。

それを経験することになるとは・・・笑

これから調停を控えている方や、調停を申し立てたい、申し立てられた方の参考になれば幸いです。

 

状況整理

やま美:弁護士なし

夫(有責配偶者):弁護士あり・調停の申立人

  • 子供:なし
  • 婚姻期間:約15年
  • 別居期間:1年7か月

 

有責配偶者とは、離婚の原因を作り、婚姻関係を破綻させた配偶者のことをいいます。

代表的なものとして、「不倫」や「暴力(DV)」などが挙げられ、他方の配偶者の信頼を裏切る重大な行為をした人です。

裁判では離婚が認められる原因が定められており、これを「法定離婚事由」といいます。
基本的には「法定離婚事由」に該当する行為をした者は有責配偶者になります。

有責配偶者からの離婚請求は、原則として認められません。
相手を傷つけたうえ、相手が望まない離婚を求めることは信義に反する行為と考えられるからです

https://www.avance-lg.com/customer_contents/rikon/liability/

 

上記にある通り、有責配偶者である夫からの離婚請求は原則として認めらません。

例外的に認められる条件としては、

  • 別居期間が長期間に及ぶ場合
  • 未成熟の子供がいない場合
  • 配偶者が離婚によって過酷な状況におかれない場合

の3つの条件を満たす必要がありますが、それぞれの状況で考慮されるため、具体的に別居期間が〇年と定まっているわけではありません。

あくまで別居年数や子供の有無などは目安として考えるくらいがいいかと思います。

様々な体験談を見る限り、子供の有無が考慮される事が多い印象です。

婚姻年数が短く子供がいないことや、近年の裁判所が婚姻破綻主義を採用しているとされることから、3年ほどの別居期間で離婚請求が認めらることもあると聞きますが、そもそも”判決離婚”の数が圧倒的に少ないので情報も少ないのが現状です。

 

私が実際に弁護士相談で聞いた話では、私の場合だと5年くらいの別居期間で離婚が認められるのではないかとのことでした。


このことを踏まえた上で、有責配偶者である夫が離婚調停を申し立てる意味とは?

負け戦と分かって戦いを挑みにいくようなもの・・・(それも弁護士費用を払って)

 

 

私が考えつく答えは、

”ただ離婚がしたい”

それだけのような気がします。

 

不倫人は物事を深く考えていません。

”どうにかなる”精神で全てここまでやってきています。

もしかしたら不倫相手に対して、「調停を起こしてるから、もう少しだけ待ってくれ」と説得するためのパフォーマンスなのかもしれません。

※不倫がバレた後でも水面下で交際を続けている事が多いです。

 

有責配偶者からの離婚調停は珍しいことではありません。

こちらからすれば、なぜ?と思うことばかりですが、深く理由を考えるだけ時間やメンタルをすり減らすことになるので、私は原因追求しても意味がないなと思います。

(裁判所から送られてきた書面を見たときは怒り狂いましたが・・・笑)

 

あくまで調停は”話し合いの場”です。

相手が有責配偶者である以上、すぐに何かが出来るわけではありません。

ドンと構えて、”自分はこれからどうしたいのか"時間をかけて答えを見つけていけばいいと私は思っています。(※婚姻費用は必ず請求してくださいね!)