夫の不倫疑惑〜離婚成立までの2年間を書いています。
前回の記事はこちら↓
目次
ついに限界を迎える
突然の離婚宣告から私の心身の不調は限界を迎えていました。
特に不倫疑惑が浮上してからは夫を疑い続ける毎日になり、1日中不倫のことが頭から離れませんでした。
心療内科に通院していましたが、ここでついに精神科に転院することに。
転院した先の先生に「入院した方がいいですね」と告げられました。
先生から渡されたのは”うつ病”のパンフレット。
読んでみると、こちらに書かれている症状が今の私に当てはまりました。
不眠・体重減少の他にも、以前出来たことが出来なくなっていたり、好きだったことも全く興味が湧かなかったり・・・
最終的には身体的症状が出始め(背中の痛み)、寝ていても起きていても辛いといった状態でした。
バトンタッチ
こんな状態では夫の不倫調査どころではありません。
そんな中で私の代わりに動いてくれたのが、家族でした。
詳細なことは身バレ防止で書けませんが、家族が引き継いでくれたおかげで探偵さんとの連携もスムーズにいきました。
夫は出張に行っている間にこんなことになっているとは思ってもみなかったでしょう。
どうやって証拠を撮ったのか、詳しい方法まで話すことなく離婚が成立しました。
頭の中は不倫相手と同棲・再婚することでいっぱいです。
お花畑状態の不倫人は周りが見えなくなっており、警戒心はまるでゼロ。
よって、調査日を特定するのは簡単でした。
不倫相手の正体
調査日が決まり、夫は全く怪しむ様子もなく出かけていきました。
地獄の始まりです。
探偵さんからはリアルタイムで報告があるので、これからどこに向かうのか!?といろんな可能性を考えていました。
例の”炊飯器女”だった場合はかなりの移動になるので、移動費用も嵩んでいきそうでそれにもヒヤヒヤ。
そんな夫が向かった先は、不倫相手の自宅でした。
炊飯器女は一体何者!?
え?あの住所と全然違う・・・っていうより同じ県内なんだけど。
まさかの事態に探偵もびっくり。長距離移動を覚悟していたのに、こんな近くに不倫相手がいるとは。
ていうか、何人不倫相手がいるわけ?
2人が向かった先
こうなったら”炊飯器女”は後回しで、目の前のことに集中します。
結果・・・夫は不倫相手と日帰り旅行に行っていました。
自宅から数百キロ離れた場所に。(不倫人で仲良く神頼みですか?地獄に落ちろ。)
本当に頭がイカれているとしか思えません。
妻は夫の不倫も知らず離婚したいと突然言われ、精神科に入院を勧められるまでの状態に。
もちろん夫はそのことを知っています。
それでもなお、不倫相手と旅行に行ける精神・・・裏切りを超えた”心のサツ人”だと思っています。
日帰り旅行だけでは終わらない
調査報告書で後に分かることになりますが、仲良く旅行を楽しんでいる様子がばっちりと撮れていました。
旅行だけでは終わらないのが不倫関係・・・あとはお察しの通りです。
肉体関係があることが分かる証拠もばっちりと押さえました。
探偵の技術に驚く
他県に行くとは思わず、移動費が思った以上にかかってしまいました。
もちろん高速代はこちら側の負担になります。
どこに行くか読めない中、高速道路で相手に気づかれずに車を追跡する・・・すごい。
ここまで鮮明に相手に気づかれずに写真が撮れることに驚きでいっぱいでした。
「この至近距離でどうやって撮ってるの!?」まさにプロ。
夫は全く警戒していなかったので探偵さん撮り放題です笑。
人混みの中でも対象者を見失わず、はっきりと顔が分かる写真を撮る。
どこまでも不倫人を追いかける。
途中で色々なスポットに寄ったせいで、証拠写真も山のように積み上がり、調査報告書は1日とは思えない厚みになりました。
どれも正確な時刻が写真に記載してあり、”〇〇を右折、〇〇店に立ち寄る”など細かいところも文章で書かれています。
どこを切り取っても言い訳が出来ない、まさに”完璧な証拠”。
この調査報告書をどう使うのか。
裁判で使うか、相手に見せるのか、はたまた・・・
離婚した後でもこの写真があれば、過去に不倫して離婚したことは明らかです。
それを偶然にも再婚相手に見られたら?
全ては”不倫をしなければこんなことにはならない”、ただそれだけです。