誰も離婚すると思って結婚しないように、まさか”不倫される”なんて思っていなかった。
ドラマで見ていた非現実の世界が、実際に自分の身に降りかかると、怒りや悲しみよりも先に”フリーズ状態”に陥りました。
思考停止、何をしていいのか分からない、本当にクロなのか?
この先何をすればいいのか全く分からなった私が、経験したことをもとに、不倫発覚後の大まかな流れをフローチャートにしてみました。
こちらが不倫発覚後の大まかな流れです。
あくまで私が体験したことをもとに作成したので、全ての人に当てはまらない可能性もありますが、大体はこの流れになると思います。
詳しく解説
自力で証拠を集めるか、探偵を使うか
私の場合は離婚を先に切り出されたこともあり、自力で証拠を集めるのが難しい状況でした。
LINEのやり取り、SNSの繋がり、いろんなことを駆使して証拠を集めることも可能です。
ですが上記は証拠としては弱い(※裁判では)ので、回数・長期に及ぶ、など相手との関係性が分かるように量を集めて、総合的な証拠として使っていくこともあります。
不倫相手にも慰謝料を請求したい場合は、確率的に”言い逃れ”をしてくることが多いので、探偵を使って決定的証拠を撮ると後々裁判になった時に使えます。
自力で証拠写真を撮る方もいらっしゃいますが、バレたら終わりです。
プロは違います。夫は全く怪しむ素振りもなく、堂々と鮮明に撮られていました笑。
探偵に関してはまた違う記事で詳しく書く予定です。
反省か開き直りか、運命の分かれ道
バラした後の反応ですが、土下座レベルですぐ謝る配偶者も一定数います。
”そんなにすぐ謝るなら何故するのか?”は永遠のテーマですが。
本当に心から反省して謝罪しており、今後の対応策(例:位置確認アプリ入れる)など、お互いが納得しあって再構築されている方が多い印象です。
ですが、開き直る・正当化・(否認する)配偶者が本当に多いです。
一旦はこのパターンでも、子供やその他の事情で”離婚はしない”ことになった方もいますが、本当にびっくりするほど多いです。
- 不倫相手を庇う
- こうなったのは〇〇のせいだ
- 前から夫婦生活は破綻していた
など、大真面目に主張してきます。
誠心誠意ひたすら謝り続ける、離婚も慰謝料も決定権は配偶者に委ねる・・・
くらいの心があればその後違った道があったかもしれません。
ですが不倫が出来る人間なので、こちらの願いや常識をことごとく打ち砕いてきます。
別居後、再構築する方もいる
一旦別居する方が大半だと思いますが、中には物理的距離を置くことで、関係が改善される場合もあります。
その場合も、必ず婚姻費用は請求してください。
弁護士相談のタイミング
流れで一般的なのは、バラした後配偶者が否認や開き直り、離婚したい姿勢を崩さない場合に弁護士相談に行くことが多いと思います。
調停を申し立てられた段階で相談に行く、自力で調停をやってみたが今後は難しそうというタイミングでも大丈夫だと思います。
相談カウンセラーについて
私は探偵に依頼する前に、一度夫婦カウンセラーに相談をしました。
この時は誰かに話を聞いてもらい気持ちが強く、不倫に関しても”もしかしたら私の思い込みなんじゃないか?”と思っていました。
誰かに話を聞いてもらい、少しの望みに淡い期待を抱く。
夫婦カウンセラーの過去の事例を聞き、もしかしたらやり直せるのではないかと思っていました。
中にはこの弱りきっているタイミングで、悪徳商法に知らぬ間に引っかかってしまう場合もあると聞きます。
この時の私は、「大丈夫ですよ」と声を掛けてもらいたかったんだと思います。
どうしたら夫婦関係を修復出来るのか?
当時はその方法ばかり探していましたが、結果離婚することになりました。
修復方法についてのアドバイスは出来ませんが、離婚については答えられる体験談がたくさんあります。これからもその発信をしていきたいと思っています。
離婚で悩むポイント
- 自分は離婚したいのか
- 子供の意見
- 仕事(収入)
- 住居(持家・賃貸・実家に戻る)
自分は離婚したいのかまだ分からない、離婚しない選択も間違いではありません。
私は離婚の意思が固まるまで2年かかりました。
仕事の有無はもちろん、正社員・非正規でも状況は変わってくると思います。
持家であれば単独名義なのか共同名義なのか。
とにかく離婚するにあたって、各々さまざまな事情があり、置かれている状況も違います。
「私なら離婚する」、「子供いなかったらすぐに離婚するのに」・・・
それはその人の考えであって、自分に当てはまるとは限りません。
子供がいない私ですが、現在は病気療養中で無職です。
そのためすぐに離婚は出来ませんでした。
離婚問題・ましてや不倫問題は実際に経験した人にしか分からない感情がたくさんあります。
自分の納得いく答えが出るまで待つのも一つの方法です。
どうか焦らず、ゆっくりで。